..... たわごとそのさん:本編ダウンロードファイル配布中止について .....
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以前からお知らせしていたのですが、2007年1月中旬をもって、『サザン・ホスピタル』本編のダウンロードファイル(テキストファイル及びPDFファイル)の配布を中止することにしました。



理由として、当サイトでたびたび取り上げてきた「著作権」の問題があります。

うるかみるくは『本編』Part3Chapter7その3において、「ちんぬくじゅうしい」という曲の歌詞を掲載しています。1968年、フォーシスターズというグループが歌って沖縄で大ヒットしたナンバーですが、坂本龍一さんが1987年に発売した『NEO GEO』というアルバムにリメイク版が収められたことでも広く知られています。

さて、原稿の法律では、作詞者あるいは作曲者の死去から50年間は著作権が50年間保持されます(もっとも、法律が改正されて、諸外国並みに保護年数を70年になる公算も高いですが)。どのみち、今後何年保護されるにせよ、その作品がJASRACの管理下にある場合(たいていはそうです)、権利の使用者は著作権管理団体であるJASRACへ料金を収める義務が発生します。料金を支払ってJASRACから許諾を得ているかどうかは、指定されたロゴマークをダウンロードしてそのWebPageに掲げる義務を果たしているかどうかで判別できます。



ちなみに「ちんぬくじゅうしい」の作詞者は、朝比呂志さんとおっしゃいます。沖縄音楽の重鎮・普久原恒勇(ふくはら=つねお)さんの弟君で、現在もご活躍中でいらっしゃいます…これってホント失礼な話ですよね…朝先生ごめんなさい。

2008.02.03追記:先生は2007年12月に73歳でご逝去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。



決して誤解して欲しくないのですが、うるかみるくは著作権保護には「反対」の立場をとっています。

著作権は、利用者側にとっては使用手続きが面倒で使いづらいです。せっかくの良い作品でも「提示しないほうが得」だという風潮を生み、それが高じると、やがて世の中から葬り去られてしまうのではないか。すなわち、著作権を保護するという行為は、すなわちその作品を抹殺する遠因となりかねないというのがその理由です。

ですが、法律が施行されているからという理由以上に、自分がインスピレーションを得た作品に対して敬意を表するのは、表現者として当然のエチケットですので、著作権がはっきりしている作品については、権利料をお支払いしています。無料サイト様に関しましても、できるかぎりご本人に連絡を取って、許諾を得るよう努力しています。



著作権の料金は、たとえ同一サイト内での使用であっても、使用回数ごとに料金を納める仕組みになっています。うるかみるくのばあい、本編を掲載したPC用HTMLファイル、携帯電話サイト用XHTMLファイル、テキストファイル、PDFファイルの四種類が別々にカウントされ、トータルで一年間に約五千円以上請求されます。しがない一主婦でしかない管理人にとって、この出費は大きな痛手です。

自分の作品を出来る限り多くの方々に読んでもらいたい。そして、沖縄についての考えを深めて欲しい。その一心で、ダウンロードによる作品提供をしてきました。が、これ以上の出費はできません。

加えて、ダウンロードファイルを一年間提供してきて、かなり利用されているようなのですが(100ファイル以上は確実にダウンロードされています)、そのことに関する感謝のコトバを管理人は一度も聞いたことがないです。感謝されない事柄に対して、どうして自分のフトコロを痛めてまで作品を提供しつづける義理があるのでしょうね? それも、不妊治療で五十万円も掛けている人間が、よ?



「ちんぬくじゅうしい」を掲載している部分は、本編全体をとおして欠くことのできない重要な場所です。この部分の配布を中止することは、すなわち、本編全体の統合性を書くことにつながります。

以上の理由から、本編に関するダウンロードファイル(テキストファイルならびにPDFファイル)の配布を全面中止することに決めました。ご了承ください。



なお、本編につきましては、閲覧形式であるHTMLファイルとXHTMLファイルについては、今後もきちんと著作権料を納めつつ、無料で提供を続けます。

中短編につきましては、いまのところ音楽著作権問題はクリアしておりますので、今後はテキストファイルの整備に努めます。また目のご不自由な方のためにも、podcast対応も視野に含め、ダウンロードのご要望にお応えしていきたいたいと考えております。

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